オンライン授業も今回で10回目。もうトラブルもなくスムースに行くかと思いきや、相変わらず出ますね、バグらしき現象、謎仕様。
授業終了、エンコーディン完了後、今日の録画ファイルは小さいな、と思ってよく見たら、最初の30分くらいでデータがぷっつり切れてます(汗)。タイミングを確認すると、ブレイクアウトルームに入り、他の部屋へ移ろうとした時に、録画が解除されてしまったようです。
バックアップマシン(Macbook旧モデルに変更)のほうは、先回のローカル録画ファイルでは音声が録れてなかったので、今回は試しにクラウドレコーディングしてみました。このクラウドの録画ファイルが幸いにもフルで撮れており、編集とエンコードも当日中に完了させることができました。今回はブレイクアウトルームへの出入りでメインマシンがフリーズすることは無かったですが、録画停止とは・・・はやり、バックアップは大事ですね。
zoomの怪しい日本語
さて、謎仕様というか、ずーっと気持ち悪いなーと思っていたので、少しzoomの変な日本語を記しておきます。
- 「接近性」:設定メニューの一番下にある「接近性」。
何のことかわからず放置していましたが、今回英語メニューと日本語メニューを切り替えてみて納得しました。接近性=「アクセシビリティ=Accessibility」のことです。
いまや上場企業であるzoomがアクセシビリティも知らんのか!と非難轟々となっているかと思いきや、zoomの解説サイト、どこを見ても、さらっと「接近性」と書いてある。これはまずいんじゃないですかね。 - 「投票中です」投票機能の設定ですが、なぜ「投票」でも「投票機能」でもなく「投票中です」なのか?
zoomには時々、このような不要な丁寧語が出現しますが、これは完全におかしい。英語メニューは”Polling”なので、現在進行系と思って「〜中です」と訳したとしか思えません。ちなみにGoogle翻訳では「ポーリング」とITカタカナ用語が出ますので、誰か人間が訳したんですかね。 - ブレイクアウトルームの変更などをミーティング設定で行う時に3つの選択肢があり「これは今回のミーティングだけのことです」「全て」「キャンセル」とあります。
文字数を見てアンバランスと思わないのかな?「今回のみ」「全て」「キャンセル」とするのが普通でしょう。 - ほかにも、日本語ではあるけど使い方が違和感ある、ユーザビリティ的によろしくない、など改善すべき点、多しですね。
例えば、会議出席者の名簿をダウンロードするには、「レポート」>「用途」>「参加者」(の人数をクリックして)>「ミーティング参加者」のcsvをエクスポートという手順。誰かに教えてもらわないとわかりません。
設定画面にある「非言語的なフィードバック」これは”いいね!”とか拍手アイコンを表示させる機能ですが、タイトルだけ見てもなんのことかわかりません。説明文も說明の用をなしていない。 - とはいえ、一応zoomも徐々に改善はしているようで、以前あった「レコーディングしています」(これもing=現在進行系というかんちがい)は、いつのまにか「レコーディング」になっています。
ただ残念なことに、録画詳細のところを見ると「録画中に共有された画面のとなりにビデオを移動してください」なる謎メニュー。これは共有画面の脇に話者のカメラ画像を小さく配置するものですが、ひどい日本語で、しかも(丁寧ながら)命令形。これだけ普及したツールなので、もう少しましな日本語に早くして欲しいものです。
学習の進捗ではなくzoomへの不平になってしまいました。学生さんのほうは、オンラインでの学習、グループワークにも慣れてきて、トラブルがあっても、自分たちである程度解決できる対応力を見せてくれるようになっています。ただ、グループ内でのコミュニケーションは、Google Classroomのストリーム機能を使うよりもLINEでグループを組んだほうがやりやすいようで、半分くらいのチームは独自LINEグループで授業時間外の相談を進めてくれているようです(Classroom上と違ってやり取りが見えないので、どの程度活発化は不明ですが「LINEのやり取りのおかげで大分遅れを取り戻せました」などのコメントから推し量るしかないですね)。