第2回目の授業について、また長いですが、備忘録を書いておきます。
まずは、前回からの改善点、良かった点から書きます。
マイクスピーカーがノイズを拾いにくくするために、クッション材を敷いて、Macbookの下にもマットをひきました。また、100円ショップで買ったタブレットスタンド(2個)で先回よりもMacの座高を高くしカメラ位置と目線を近づけました。
先回、うまくいかなかった「投票」を実施、投票、結果の掲示もスムースで「投票が面白かった」というコメントもあり、一つクリアです。
グループワークは事前にグループ設定するつもりが、理解不明の現象(後述)で断念、急遽、授業の進行順を組み替え、休憩中に自動振分け機能を使って設定することに。8組(各6〜7名)+予備機用1組、合計9組で自動設定、休憩後ブレイクアウトセッションを開始しました。うまくいったところは、しっかり議論できて、メインルームに復帰後は、すぐにチャットに結論を書き込み、口頭発表もスムーズに行ってくれました。
「グループワークでは、自分自身が思い浮かばなかった考えを他の人から取り入れることができ、理解を深めることができたので、とても良かったです。」「先輩方が上手く進めてくださりとても有意義な時間でした。」などポジティブなコメントもありました。
学生たちも慣れてきたので「良いね!」「拍手」の反応が少しずつ良くなってきました。また、私がミュートしたまま話をしていたら、すかさず「音声が聞こえません」とチャットで注意喚起してくれて気が付いたこともありました。
1回目のミニッツペーパー(振り返りシート)に書かれたコメントをいくつかピックアップし、Q&Aとして補足説明を行ったところ、その場でさらなる質問(チャット)も出て、インタラクティブになってきた感じがします。自分が書いたコメントが次回の教材になるというのは、能動的な参加の感覚が強くなるのだろうと思います。
今回の失敗談
失敗1.録画
録画ファイルの巨大化を防ごうと待機室ウェイティング時に、録画を停止、そのまま忘れて授業突入してしまいました。真ん中あたりで気が付いて、あわてて「録画」したつもりが、終わってみたら記録できていないことが発覚。今後は、下手に停止しないで録画し続けることにします。また、共同ホストでもレコーディングしておくよう準備項目を変更します。ただし、非力なWinマシンだからか、音声が飛び飛びだったり、なんか挙動があやしいので調査します。
(ファイルを確認したところ、音飛びが結構発生しています。これはPCの性能ではなく、回線状況などでエンコード・デコードに時間がかかっているのではないかと想像しています。その場合、対策は、ゆっくり丁寧に話すしかないのかもしれません)
失敗2. ブレイクアウトルーム
ブレイクアウトルームのオプションメニュー「時間設定」を忘れてスタート、2分経った頃アラートが出て「??」と慌てるが、継続しますか?というメッセージが出たので、とりあえず継続ボタンを押しました。時間設定をしてなかったことを思い出し、前回の2分間という設定が残っていたことに気がつきましたが後の祭り。大半のグループは継続してくれましたが、中には「あと30秒で終了」というメッセージにあわてて退出、ルームに戻れず彷徨った人もいました。
ブレイクアウトにうまくジョインできず、ミーティングそのものから退出してしまい、再度「待機室」に入ってきて、それに私が数分間気が付かず、放置していたこともありました。
ブレイクアウトルームの設定をいじっていると、画面共有が勝手に解除されてしまいます。これが何度も起こるので、アプリの再立ち上げ、再度共有設定、画面の確認と時間ロスがはなはだしいです。いまのところ、ブレイクアウトは鬼門です。
失敗3. タイムキープ
ブレイクアウト後、残り時間を気にしてスピードアップしたところ、途中で時間をチェックし忘れ、学生から「バイトがあるので退出させてください」とのチャットを見て、時間が8分ほど過ぎているのに気づきました。Keynoteの発表者画面には時間が出ていて、終了時間のメモも貼ってあるのですが、目線がそこにいかなければ気がつかないまま。別途タイマーを用意しようか考えています。
反省点
準備の際に、スライドへの「コメント、マーカー機能が無い」のに気付きチェックしたところ「注釈を許可する」をオフにしていたことが判明しました。参加者だけでなくホストのコメント機能もオフにする仕様だということに気が付き復活させました。ただし、リアルタイム授業では使う余裕が無く、後でオンデマンド用の動画を録画する際に使ってみました。マーカーをひいたり、強調するなど可能ですが、次の画面に移っても、コメントレイヤーはそのまま残っているので、関係ない所に線が重なったりします。マーキングした後に、必ず消す習慣をつけないと、かえって混乱させる恐れもあるなと反省したしだいです。
再びブレイクアウトルーム
準備段階で、ブレイクアウトルームの事前割り当てを行おうとCSVファイルを読み込むと「invalid format」でデータアップできません。それじゃあと、zoom公式サイトからサンプルCSVをダウンロードしたものをそのままアップしたら、なんと Invalid format でギブアップ。
手作業でやろうと、ルームを作成し一つずつアドレスを入力。51名分入ったら、ひとつずつルームへアサイン。あらかじめExcelで割り振ってある表にしたがって地道に割り当てをしていく。チェックをすると、見違った部屋にいれてあったり、よく見たらひとり分メアドが入力してなかったりで、1時間弱かかってしまった。やっと「保存」して、再度ミーティング詳細を見ると「ブレークアウトルームを事前割り当て」のチェックが外れている。嫌な予感がして中を見たら案の定、データはきれいさっぱり消えていました。
あとで大学の教務課から「アップロードするcsvファイル、テキストエディタ等でファイルを保存する際に、明示的に文字コードをUTF-8に指定して保存」とあったので、サンプルファイルを再ダウンロードし、ExcelやPagesではなくテキストエディター(Terapad)で開いて、それを読み込むとスルッと登録できました。その後、学生のアドレスとルームを追記してアップ、最後にサンプルの数行を削除してアップし、なんとか読込ができることまでは確認できました。ところが「保存」して、再度ミーティングの詳細を開くと、きれいさっぱりデータが消えています。この原因がまだ不明、分かりしだいアップします。
原因が判明しました。「定例ミーティング」の設定をしてある時に、特定の回(来週だけとか)で「事前割当」をして「保存」ボタンを押してもクリアされてしまいます。全てのミーティングに対して「事前割当」でリストは読み込んで保存してくれることは確認できました。